寝具の専門用語


【羽毛布団】

 

◇機械摘みと手摘み

 

ダウンの採取の方法には、機械摘みと手摘みがあります。

機械摘みの場合、機械で一気に刈り取り、採取後にダウンとフェザーを選別します。

手摘みはダウンのみを、丁寧に採取します。

機械摘みにくらべダウンの損傷が少なく、よりカサ高のすぐれた上質のダウンを採取することができす。

一般的に手摘みの表示のないものは、機械摘みがほとんどでしょう。 

 

◇ドレープ性

 

寝具のからだへの"添い方"のことで、掛けふとんに求められる性能です。からだに触れるところが少ないと隙間が多くでき熱が外に逃げ易くなります。ですから夏はドレープ性の少ないものを、冬はドレープ性の高く隙間風を防ぐようなからだにピッタリする生地を選んでください。

 

◇超長綿

 

繊維の長さ(平均)35mm以上のものをさします。繊維一本一本が長く、細い糸を指します。この繊維で作った羽毛ふとんはとても風合いが良く軽くて実用性が高いといわれます。 

 

◇かさ高

 

内径29cm高さ50cmのシリンダ容器に30gの羽毛を入れて120gのおもりを2分間のせたあと、取り除いて復元した羽毛の高さを測ったもので、羽毛の保温力を測る目安の一つです。

 

◇ダウンベルト

 

原料羽毛は北緯50°前後に位置するものが高級とされています。これは気象環境も寒暖の差が激しく良い羽毛が育つとされています。

 

◇ダウンプルーフ加工

 

羽毛ふとんの生地に必要な加工で、羽毛が吹き出さないように目詰剤をつけて生地の糸と糸との隙間を無くすことにより羽毛の吹き出しを防ぎます。

【羊毛布団】

 

◇クリンプ性

 

羊毛の表面の糸はねじれています。このねじれのことをクリンプといいます。 

 

◇ウールプルーフ加工

 

羊毛ふとんの生地に必要な加工で羊毛が吹き出さないように目詰剤をつけて生地の糸と糸との隙間を無くすことにより羊毛の吹き出しを防ぎます。

 

◇ウールマーク

 

世界130ヶ国で認められているウールの品質表示マーク。国際羊毛事務局で定めた基準に合格した新毛で100%使用の製品にのみつけられています。